iPad最強のキーボードケース ZAGG folioレビュー
そもそもiPadに外付けキーボードなんてナンセンスという話があるのですが、そこに関しては異論なく激しく同意で、iPadを本来のタブレットとして考えた時には外付けキーボードなんて使わずにできるだけ邪魔なものは排除し本体だけで気軽に使うべきと思います。実際iPad2になってからはソフトウェアキーボードでも十二分に実用的な文字入力は可能になっています。
ただ僕の場合、最近はiPadを究極のモバイルラップトップとして使いたいと言う欲望が湧いてきました。そこは本来MacBookAir11インチの役割でその為に11インチを購入したわけですが、Air依存率が上がって使う時間が増えれば増えるほど問題になってくるのが発熱です。一世代前Core2Duo最後のAirは発熱がかなり抑えられていて神Airと呼べる感じだったのですが、僕の使っているCore i7のAirはちょっと使っているだけでかなり発熱します。あまり高負荷な作業をしていなくても定常的に熱くて、ちょっと負荷をかけると灼熱。慢性低温やけど状態になっている僕の手のひらはもう限界です。
最近は冷却台なども購入してなんとか熱対策をしていますが、そもそも小型軽量がウリのAirに冷却台って本末転倒だよね?という疑問も自分の中にふつふつと湧き始め、実はiPad+外付けキーボードが最強のモバイルラップトップ環境なんじゃないかと思い始めるようになりました。実際、キーボードは全く発熱しない+一日中バッテリーが持つという二点だけでラップトップとしてみた時にもiPadのメリットはあると思います。
そんなこんなでいろいろ外付けキーボードやキーボード付ケースなどを物色始めたのですが、どれも帯に短し襷に長しな感じでこれという決定打が見つけられずにいました。特に初代iPadではいろいろケースを買っては散財した反省とスマートカバーで購入直後のiPad2落下事件があったトラウマから、ケース選びに慎重になっていたのでAmazonで一番安い透明の背面保護ケースを買うに留まっていました。連日のようにBestBuyなどに通って実物を見比べながら最終的に選んだのがZAGGのfolioというキーボード内蔵型のケースです。
ZAGGはfolioの他にもいくつか気になるキーボードケースをリリースしていたのですが、以前購入したAC型の充電器が速攻壊れた経験からアイディアは良いけど品質が悪いというイメージがありかなり購入を躊躇してました。
しかしfolioはそのマイナス面を考慮にいれても僕の求める理想に一番近いものだったのとレビューなどの情報も高評価だったこと。そしてあのライフハッカー@mehoriさんの最後の一押しもあり購入に至りました。
ということで前置きが長くなりましたが、以下開封写真と供に気になる部分をレポートします。
本体はカバーのデザインとキーボードの配色の両方でカスタマイズができますが、カバーはデザインにより値段が高くなることとそれほど惹かれるデザインがなかったので今回は一番スタンダードな黒カバー+シルバーキーボードモデルを購入。
内容物は本体ケース以外にはキーボード充電用のマイクロUSBケーブルが付属しています。
iPad2に装着したところ。プラスチック製のケースですがカーボンぽいデザインがされてます。実際に装着して持ってみると第一声は皆さん重いと言うと思われますw
正確に重さを測ってないですが、感覚的にはAir11インチより重い気がします。汗
裏面はこんな感じ。特に際立った特徴はないです。
開いた状態はこんな。
キーボード部分に溝が掘ってあって、そこに本体の差し込む形で角度をつけるので他のケースに比べても安定感は抜群です。
あと、この手のキーボード一体型ケースをいろいろ見比べていて気づいたのはコンパクトさを追求するあまりにこのようにたてかけた時に異様に角度がつきすぎて非常に使いづらいケースが多い気がしました。ここはなかなか実物をチェックしないと気づきづらい所なので購入時には気をつけてください。その点でもfolioは合格で丁度良い角度で利用する事ができます。
上記問題点を解決するため背面側への突起は大きめになるのはいた仕方ない所。奥行きの無い場所(電車とか)で使う時にちょっと困るかもしれません。
キーボード自体の性能についてはこの手の製品の中でもダントツ良いと思われます。キータイピングのストロークやフィーリングも非常に良いし何よりiPad専用ボタンが素晴らしいです。
iPad専用キーボードならホームや検索などの専用ボタンは珍しい訳ではないのですがZAGGは更に一歩進んでいて言語切り替え用のボタンまで装備されています。これはほんとに評価の高いポイントになると思います。(もちろんCommand+Spaceでも言語切り替えはできますがワンキーで切り替えられるのは偉大)
もちろんアローキーも装備。コピペ専用ボタンと合わせて文章作成に絶大な威力を発揮します。
電源オンオフも簡単でオフ→オンからのBluetoothの認識も十分早いので小まめに電源をオフっても負担になりません。
更にポイントが高いのがこのキーボード。ケースから取り出して単体で使う事ができます。
キーボードとiPad本体の両方をケースから取り外せば縦置きで利用する事まで可能。ZAGGの中の人は本当にiPad+キーボードの利用方法をとことんまで追求して考えた感じ。
更に更に、駄目押しのようにこのケースは純正のスマートカバー同様にマグネットに対応していてカバー開閉によるロック/アンロックにまで対応。ほんと想定しうる欲しい機能はすべて網羅されている感じ。
という事で、NEX-7のおかげで奇しくも2週間程度使い倒してからのレビューになりましたが現場大きなトラブルもなく大満足です。お世辞抜きにiPadでの文書作成のほうがMacより快適になりました。あとはほんとに壊れないことを祈るだけw
キーボードのバッテリーに関してもかなり持つみたいで、公式にも数週間に一度くらいの充電でオッケーと書かれてますが、実際一週間に一回くらい思い出した時に寝る前に充電する位で特にバッテリー切れで困った事もないです。
性能的には本当に絶賛オススメしたい製品で個人的には大満足ですが、一般的にやっぱり気になるとしたら重さかなぁ。意外にガワのケースが重い感じなんですよね。冒頭に書いたようにタブレットというよりは、バッテリーや発熱を気にせず外でも一日中使えるラップトップと考えれば十分軽いと思うのでそういう使い方を想定したい場合にはオススメです。
関連リンク
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- iPad用のキーボードとケースのセット、ZAGG folio に夢中 | Lifehacking.jp
Posted from DPad on my iPad
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