MacBook Air 11inchでChromiumのソースを弄ってみて分かった事
先日紹介したMaximizerによるLionの全画面対応ですが、やっぱりどこまで行っても
SIMBLによる対応というのが気持ち悪かったり、タイミングで問題があったり、
非対応で困るアプリが主にChromeだったこともあり、結局自分でChromiumに
パッチを書いて全画面対応しました。
で、別に、ここで「自分だけ一足先にChromeの全画面対応したぜ〜」と
自慢したいわけではなくw、一連の作業を行うにあたって、開発は全部Air11インチで
行ってみて、感じたことを書いてみようと思います。
結論的には、11インチのAirでも十分コードが書けたということ。
Chromiumは今時、最も規模の大きいオープンソースプロジェクトの一つで、
ソースコードの量も半端じゃないし、 特に.mmファイルなんて、
一ファイル数千行が当たり前状態なので、縦解像度の少ない11インチにとっては
かなり厳しい相手だと言えます。
それでもほとんど苦もなくコードを編集できました。(Vim様様とも言える)
むしろ没頭感は従来のマシンより高いんじゃないかと思えるレベル。
もちろん、個々のスタイルや好みによるところは大きく、みんなが問題ないとは
言いませんが、少なくとも自分はイケるという確信が持てた感じ。
ビルドも初回は1時間以上かかって大変でしたが、 一度ビルドしてしまえば
自分のコードをコンパイルする程度なら一回数分程度。
さすがのCore i7+高速SSD。コンパイル時間なら大きなマシンに全然引けを取らない。
昨日のdrikin.tvでも話したんですが、iPadやChromebookもかなり実用的で
これだけで生きていける世界は十分にありえるんですが、プログラマという
職業から考えると、やっぱり開発のできないマシンは生産性が落ちるんですよね。
(当たり前w)
そういう意味では11インチAirは生産性が落ちるどころか、一日中触ってたいので
生産性が上がってもおかしくない感じ。いやぁ、11インチAir <3
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